全国有数の金魚の産地、奈良県大和郡山市で8月に開かれる「第15回全国金魚すくい選手権大会」(全国金魚すくい競技連盟など主催)で、水槽の壁際に金魚を追い込み、ポイ(すくい網)でこすり上げてすくう「壁すくい」が今年から禁止される。昨年までは「秘技」として認められていたが、市民から「金魚が傷ついて痛々しい」と苦情があったという。3回すると反則で競技停止となる。
競技は3分間で、一人1枚のポイで何匹すくえるかを競う。ポイが破れてもすくえるが、同市によると、毎年、ポイのふちで金魚をすくい上げようとする参加者がいる。金魚が傷つくことがあり、市民からの苦情を受けて、動物愛護の観点から禁止を決めた。
同大会は95年、金魚すくい競技で唯一の全国大会としてスタート。小中学生、一般、団体(3人1チーム)の3部門ある。同年の参加希望者は1179人だったが、昨年は5269人に増加。2350人の出場枠を設けて抽選で決めている。これまでの最高記録は一般が63匹、小中学生が55匹。大会事務局は、壁すくい禁止について「記録にどこまで影響するか分からないが、参加者からは賛同の声が多い」としている。
同市は、大会開催時に禁止を知らせるDVDを流すほか、ホームページでも注意を促す。今年の大会は8月23日、大和郡山市矢田山町の市総合公園施設多目的体育館「金魚スクエア」で。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000003-maiall-soci
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